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テレビで放映される認知症を扱った番組はあまり好きではないのだけれど、
今回、三好春樹さん(生活リハビリ研究所・理学療法士)の解説はだれにでもわかりやすく
とても良いと感じたので、ちょっと報告。

11月23日(月)に再放送(午後1:20~1:49)されるので、ご覧あれ。
NHK教育テレビ 福祉ネットワーク

徘徊とは、目的もなくうろつくこと。だが認知症のご本人は目的、理由があるから
三好さんは「歩き回り」と表現する。

歩き回りの3分類 (表情や態度から)

1. 不安困惑型   誰かを頼りたい、何かを探す様子。
2. 確信型     まっすぐ、一直線に出て行く。表情は険しく聞く耳もたない。
          切迫している。
3. 散歩型     健康人が散歩したいときのように、認知症の方でもただ散歩がしたい。
         表情は普通。



注意点 認知症の方の場合、過去~現在~未来という時の経過ではなく、
     その場、その場の時の積みかさねであることに着眼。

対応法 

1. 不安困惑型の場合

 ① 不安の原因を見極める
 ② 落ち着くきっかけを見つける  好きな歌、好きな食べ物、好きな人など
 ③ ほかのことへ興味を向ける そのことで説得させようとしない


不安な表情や態度が出てくるときは、尿意、便意であることが多い。
また身体の不調(発熱や脱水など)であることもある。
そして、そこにいること自体が不安であると感じているのが認知症の方である。

2. 確信型の場合

まっすぐ一直線に出て行くこのタイプは、過去に帰るタイプ。
一番自分らしかった時代に帰る。

男性の場合は 「会社へ行く、仕事に行く」
女性の場合は 「子どもの世話があるから帰る」

 ①気持ちに共感する
 ②しばらく歩き回りにつきあう
 ③理由をつけて延期する


注意点 認知症だからつきあうという気持ちをもっていてはいけない

「○○へ行く」と言ったときに、○○にこだわるのではなく、ことば全体を表現として
とらえて、対応を考える。

子育てがあるからというなら、子育てに共通性がある役割を考える。
ペットの世話や、孫との交流など。

3. 散歩型の場合

 ①誰かがつきあってあげる
 ②出る前にこちらから誘う


施設ではスタッフが対応するが、在宅の場合は家族が買い物などに行くときに
いっしょに出かける。


まとめ
「歩き回り」は理由がある。
むずかしいことではなく、表情を良く見ること。
薬や鍵に頼らない。もちろん在宅などでやむおえない場合もあるが
できるだけ、方法論を持っているデイなどを利用する。
そして多くの施設が対応できるようになっていくことが課題でもある。


11月24日(火)(午後1:20~1:49)は「妄想」の再放送あり。


                                                  by boss
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