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ゆるりです。

この間、横浜のレビー小体型認知症家族を支える会・定期交流会に参加してきました。

交流会ではいつも家族のお話(悩み)を受けて、アドバイスをしてくださるのですが、
多くの家族の方が共通してもっていらっしゃる悩みが「幻視・妄想」です。

そこで、今回は「幻視・妄想」について、交流会でアドバイスとしていわれた事と、私がもっている情報をあわせて記事にしたいと思います。
尚、メモったものを記事に起こしているので、言葉の使い方やまとめ方は私個人の主観によるものであるということを、ご了承ください。





幻視(実際にはナイモノがリアルに現在進行形で見える、視覚障害)

レビーの特徴でもある幻視ですが、見えるものは人それぞれです。
虫や子供の方もいれば、花や水、大人や大勢の人、知っている人だったり亡くなっている人だったりということもあるそうです。
また、見ない方もいらっしゃいますが、見えていても口にださない方もいらっしゃいます。

幻視の対応方法

幻視を幻視だと理解しているか、理解していないか
幻視を怖がっているか、怖がっていないか
幻視の内容


によって、変わってきます。

注意事項として以下のようなことをあげられます。

○介護者は本人には見えているということを理解し、否定はしないこと。
○状況にあわせて対応をかえること。
○本人が幻視を怖がっていないなら、見えることにこだわらない。
○幻視を見えなくすることがすべてではない。
○もしかしたら、幻視ではなく錯視かもしれないと環境を見直す。


対応方法の例

本人が虫が見えていて嫌がっているなら、退治する演技をしてください。
水溜りが見えるなら拭くなどの演技をしてください。

幻視にあわせて本人を安心させてあげるよう演技しましょう。


また、幻視・錯視から妄想が生まれることを二次性妄想といいます。



妄想(基本的には、現実にありえないことを思い込み、周囲の人がどんなに説明しても修正できないという症状)

レビーの場合、幻視や錯視に影響されての妄想が多くみられます。例えば、夜な夜な男の人が部屋に入ってきてウルサイ。という妄想の原因が、壁にかかった洋服が薄暗がりでは人に見えて…という事だったりします。

幻視・錯視が原因である妄想だと解れば、その原因であるモノをなくせばいいのですから、
妄想を、またかと思う前にその原因となるものがないか、何故?どうして?と広い視野で環境をみてください。



環境(本人をとりまくすべて)

環境は家や部屋のことだけではありません。
つまり、家、部屋、介護者、その他の人びと、気温、湿度、地域、なども含まれます。
環境を安心できるものにすれば、周辺症状といわれるものは激減するかもしません。



錯視(見間違い・視覚障害)

我々でも一瞬は経験があります。虫かと思ったらゴミだった。人かと思ったら電柱だったなど。
レビーの方はそれがリアルな見間違いとして現れるわけです。

ですから、なるべく見間違いをしないような環境づくりが必要です。
以下は錯視を起こさないようにするための注意事項です。

○部屋の整理整頓。(転倒防止のためにも)
○壁に洋服を掛けない。(人に見える可能性)
○家の明かりを一定にする。(トイレ・廊下・居室など明かりの変化をつけない)
○変更できるなら柄物を使用せず、無地のものにする。(柄への執着も防ぐ)


特に明かりは大事です。影や光の交錯したところが錯視しやすいので、暗い廊下、明るいトイレというような大きな変化をなくすようにしましょう。



以上






幻視・妄想は子供の頃の影響を受けていることが多いそうです。
例えば虫が大嫌いで、子供の頃に虫で怖い思いをしたかたは、虫が出てきやすく怖がるなど…。

一口で妄想といいますが、妄想にもいろいろあり対応が難しいのが現状です。
それでも、すぐに薬だけに頼るのではなく、いろいろな対応を試して、本人と介護者の折り合いのつく対応がみつかればいいと願っています。


レビー小体型認知症家族を支える会
Secret

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