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cabinetです。

京都セミナーのレポートです
ちょっと遅くなってしまい スミマセン・・・


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今週はすでにだいぶ減っているハズの脳細胞をフル回転させた。

20日の新横浜における「レビー小体型認知症研究会」に続いて、
23日は「認知症セミナーin京都」に行ってきた。



母がレビー小体型認知症と診断されてから3年がたつ。
幻視・妄想もせん妄も、すり足歩行、振戦などのパーキンソン症状も、起立性低血圧、多汗・多涎などの自律神経失調もあらかた経験した。
認知状態の激しい変動にも以前ほど動揺しなくなった。

でも最近ちょっとナーバスになっている。
健康の問題も、メンタルな面でも母と私は似ているといわれる。
自分でもそう感じることが多くなった。

だから気になるのである。
私は“レビー予備軍かも”と。

ならば おっとは “レビー介護予備軍・・・”

となると、
おっとにも レビーの介護 をしっかり学んでおいてもらわなくては・・・

そこで、レビー予備軍と、介護予備軍の京都行きを実施した。
(もちろん、しっかり 紅葉の京都もエンジョイしましたよ~)


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今回京都での認知症セミナーは二部構成である。

第一部 講演「認知症の見分け方と最新治療」河野和彦先生

第二部 パネルディスカッション
    「悩まない!! 諦めない!! 皆で支える認知症家族の生活術」


河野先生の講演の傍聴は1年3か月ぶりである。

冒頭、「僕の講演が初めてではない人は・・・」と挙手を求められた。
400席の会場は満席で、比較的若い人たちが多い印象だった。
手を挙げている人は思ったより少ない。

初めての参加者を意識してか、認知症の基礎、認知症の医学的話題や問題点などから話をはじめ、次いで認知症のタイプや症状の出方、つまり、脳内神経伝達物質であるアセチルコリン、ドーパミン、セロトニンの不足状況に対応した適切な薬の使い方へとテンポよく話は進められていった。

レジュメだけでも130枚のスライド縮小版が載せられており、いつもながらの濃い内容で、90分が短く感じられた。
医療の専門家でない家族や介護職も参加しているからといって、話のレベルを下げているわけではない。
認知症の説明も、薬の名前でも、随所に専門用語が出てくる。

それでも医療用語などにはなじみの薄いおっとの耳を傾けさせていたのは、話の流れの底にある、【患者に対する目線の優しさ】だろうか。


最後のスライドはレビーミックスの患者さんと息子さんの笑顔があふれる写真であった。
息子さんは顔を隠す必要はないと申し出たそうだ。

河野先生はおっしゃる。

「患者を治すのは家族の力なんです。
これからは患者さんと改善して喜ぶご家族と一緒の写真をとろうと思っています」


思いを新たにした。


患者本人とそして介護する家族がともに楽になるような薬の種類・量を探っていくことが重要である。
そのためには、処方する医師は当然として、家族・介護者もまた、患者の症状をよく理解し、薬について学び、一緒に薬の反応・状態の変化をしっかり見極めていくことが大切である。




第二部のパネルディスカッションも興味深かった。

医療・介護に継ぎ目のないサービスを提供されている清水鴻一郎先生、看護師でありケアマネジャ-である川添チエミ氏、そして、介護家族の声として、横井孝治氏の3人がパネラー講演をし、さらに先の講演者の河野先生が特別パネラーとして参加された。


清水先生からは、医学は進歩している。治る可能性のある認知症もあるので 診断や治療において、納得できるまで、セカンド、サードオピニオンを求めよという話があつた。

医師を探すのも家族が動く必要があるということであろう。

川添さんは、ご自身の経験を踏まえて、適切な認定、適切な診断、適切なケアが大切で、そのためにも 「認知症を理解するケアマネを見つけてください」 とのメッセージが発信された。

横井さんは、介護の情報は常にアンテナを高くし、自分からも情報を発信すること、また自分から積極的にかかわる事で得られると話された。
黙っていては情報は入ってこない、と。

横井さんからも、家族が主体的に動くべきというメッセージである。


認知症予防の話もでた。

清水・河野両先生からは糖尿病、高血圧などは認知症のリスク要因なので、まず、生活習慣病、特に、脳梗塞を起こさないことが大切である。
また、強いストレスも発症要因になるので、日頃からストレスに強くなっていること。
にこにこと楽しく生きましょうという話があった。

司会の中角氏のテーマのまとめ方、話の進め方もよく、
予定時間をオーバーしての面白いパネルディスカッションであった。



セミナーが終わって、おっとに頼んだ。

「わたしが、もし、レビーになったら、こういう話がわかる先生のところに連れて行ってね」





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