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ゆるりです。

あるセミナーに参加してきました。
個人的な視点、感想が含まれます。
尚、こちらで報告する内容は、私が走り書きをもとに記事にしておりますことを、ご了承の上お読みください。
内容に不備がありましても、関係者および仲間には関係ございません。




東京千駄ヶ谷で行われたセミナーです。
昨年秋、京都で行われたセミナーと、ほぼ同じですが、内容はより洗練され、さらにわかりやすくなったとの感想がきかれました。

簡単で、端的ですがセミナー報告です。
流しが書きで箇条書きが多くなってしまいました。すみません。



平成13年2月11日

第一部 「認知症の見分け方と最新治療」

講師: 河野和彦 医師 (名古屋フォレストクリニック院長)


認知症を疑った時、どこにかかるかは迷うもの。
アンケートで、「認知症を診るのがあまり得意ではない」と回答した精神科医師が、半数以上いるのには、気落ちしますね。

精神科は抗うつ剤を乱用し、神経内科はパニック処方(アリセプト・パーキンソン治療薬・抗うつ薬を増やしていく)という問題があると河野医師はおっしゃっています。

また、大学病院などの大きな病院、開業医などの近医。
それぞれにいいところ、悪いところがあるので、とにかくは話をよく聞いてくれて、画像に頼らない、臨床を大事にする医師が必要だと…。



治療は本格治療+対症治療であるべき

認知症の中核症状:本人の苦しみ→本格治療
認知症の周辺症状:介護者の苦しみ→対症治療

周辺症状をいかに改善させられるかが、在宅介護のキモであるという。
介護者が疲弊しないように、対症療法は考えなければならない。

薬の調整には家族の声と力が必要。
法律では医師以外が調整してはいけないことになっているので、認知症においては家族と医師との連携が求められる。

対症療法において、

陽性症状には、抑制系薬剤
陰性症状には、興奮系薬剤

本格治療は中核症状(認知機能)を改善させること。
代表はアリセプト。
新しい治療薬として、レミニール・リパスタッチ・エクセロンパッチ。

これらは脳内でアリセプトとほぼ同じ働きをする。
エクセロンパッチは貼り薬。


メマリー(メマンチン)

もうひとつの新しい薬。

レビーの治療にはメマリー(メマンチン)が期待できる。
メマリーはアリセプトとは違う働きをするので、同時に飲んでもいい。
もちろん単体でもいい。

個人輸入された方のデータがあり、おおむね改善をしめしている。
覚醒効果も期待できるので、レビーの意識障害には、シチコリン注射がよいとしてきたが、これからはメマリーがそれにかわるだろう。

アリセプトよりも、興奮作用がみられず、パーキンソニズムの悪化もないので、使いやすい。

副作用はめまい感。
しかし少量から体にならせば、すぐに飲めるようになる。



ただし、いずれも今は、レビーでの処方はできないので、医師の柔軟な対応が必要。



うつ病とうつ状態は違う

認知症の老人の場合、うつ病ではなく、うつ状態と考えた方がよい。
(いわゆる、元気がない、やる気がない、覇気がない状態)

うつ状態の方には、抗うつ薬は飲ませない方がよい。
どうしても、うつ状態が解消しないのなら、ジェイゾロフト服用を考える。

ジェイゾロフトは脳内のセロトニンの濃度を高めて、持続的に神経伝達を高める。

レビーには興奮系薬剤(アリセプトなど)と、弱興奮系(シチコリン注射・パーキンソン治療薬)、セロトニン賦活薬(ジェイゾロフト)すべてが必要なことが多い。

うつ状態は意識障害の中にいる場合が多いので、セロトニンを増やすことで、覚醒し意識障害から脱し、元気になる可能性がある。



河野医師はサプリメントのフェルガード推奨医師です。
Newフェルガード・フェルガード100・フェルガード100M・フェルガードAを症状にあわせて、おすすめしています。

嚥下や歩行を改善したり、意欲をだしたり、逆に落ち着きを取り戻したりと、種類によって用法があります。

興味のある方は、河野医師のブログをごらんください。

http://dr-kono.blogzine.jp/ninchi/


第二部はデスカッションでした。

すみません。割愛いたします。
介護家族の山本さんの「家族が勉強すれば道は開ける」
河野医師の「ケアマネに勉強してもらって、架け橋になってもらう」

の言葉に大きくうなづきました。



嗜眠・意識消失発作も意識障害。
レビーの症状の大半は意識障害のなかで出現するという。
目線をあわせず、意識が現実にない状態。

不勉強な私は、陽性症状の混乱状態ばかりを意識障害と、とらえていたような気がします。

日中、寝てばかり、食べなくなった、歩かなくなったなど、原因の多くは意識障害かもしれません。

ケアに問題がなければ、その可能性を考えてみる必要があるかもと思いました。
薬はできるだけつかいたくないけれど、脳内物質が不足しているのなら、伝達がうまくいかないのなら、薬をうまくつかっていく必要性はあります。

今一度、薬の整理を考えなくてはと思いました。


ほんの一部の内容ではありますが、セミナー報告とさせていただきます。






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