上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ゆるり家の日常 第25幕


ゆるりです。

今日は我が家のお話。
リラックスして書くので、リラックスしてお読みください。
尚、文体もリラックスいたしますので、
失礼がありましたらスミマセン。

内容は私個人の考え、感想、経験ですので、
参考になるかは???
また、誤りがあったとしても、関係者、
及び、仲間に責任はございません。
いろいろなところ、ご容赦ください。





~きっと、わかっている~

レビーはどんなに進行していても、何も喋らなくなっていても、意識の深いところで、ちゃんと理解しているという。

一日中、妄想の中にいるわけではない。
意識が現実に近いところにあるのなら、返事がなくても、
今がどういう状況か、話をすることは無駄ではないと思う。

しばらく後、もしかしたら数日後にいきなり答えを発するから。

行動に移すのに時間はかかるし、表現を間違えることはあるけれど、無知になったわけではない。
知性は保持しているのだ。
ただ、表にだせなくなっただけ。方法を間違えているだけ。



入院前の話。突然に、
「俺が行かないとわからんだろう」という。

「そうだね、その時はお願いします」

と答えたものの、なんのことかわからず、しばらく話をきいていたら、実家のことだと判明して驚いたのだ。
実家の片付けの話だった。数日前、義父の実家を片付ける話をしたから。
その時は何もいわなかったのにね。
間違っている部分は多かったし、妄想も入っていたけど、大筋はあっていた。


義父は見当識、特に場所、時間は壊滅的にダメだけど、今、何をすべきかは意外とわかってくれる。
やり方を忘れてしまっているので、説明は必要だけれど。
ちょっとの時間と、こちらの根気があれば、行動に関して説明すれば素直にきいてくれることが多い。

今なら…(行動はすべて介助あり)
移乗の時。
「立つよ~はい。自分の足で立って。足と腰伸ばして、踏ん張る」
しがみついていても、次第にバランスよく立ってくれる。
調子がいいと、立つよと伝えただけで、おしりを浮かせてくれる。

着替えの時。
「シャツを着ます。こっちの手をください。はい。伸ばして~。ありがとう」
ちゃんと腕を伸ばしてくれる。

当たり前の行動のひとつひとつを声掛けしていく。
伝えてから動き出すまで、時間がかかるけど、できるだけ我慢。
時間がなくても、声掛けして一呼吸おいたほうがかえって
スムーズにいく。



うまくいかないとき、こちらが焦ると、義父は叫ぶのだ。

「わかってる。やろうとしているんだ」「何度も同じことを言うな」「やりたいけど(足が)動かないんだよ」「なんで歩けないんだろう」「俺は頑張ってる」などなど。

ああ、つながっているなと思う。


いつも妄想や幻視に適当な相槌を打つ私に、

「おまえは、いつもいいかげんな返事をする。誤魔化しばっかりだ」

と怒ってみたり(当たってる、返事をしないでいると

「返事は?」

といってきたり…。

突然クリアになって、驚かされる。


確かに、わからなくなったこと、できなくなったことは多い。
でも、本質的なことはわかっていると思うのだ。
特に、こちらの感情の動き。

私が落ち込んでいると、理由はわからなくても「無理するな」といい、怒っていると焦るし、泣いていると頭をなでてくれる。
もちろん、笑っていれば笑うのだ。

だから、話しかけてあげてと思う。体に触れてあげてと思う。傍にいるよという気持ちをこめて。


先輩方に聞くと、レビーは最期までわかっているという。
息を引き取る寸前まで、自分を娘だとわかっていてくれたと
bossは話してくれた。
他の先輩方もそうだという。

そうであるなら、伝えていきたいよね。
「ありがとう」って。
Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。