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ゆるりです。

先日、横浜の
「レビー小体型認知症家族を支える会」の8月交流会に参加してきました。

交流会は通常、参加家族から相談を受け、宮田会長や小阪医師などが
アドバイスされるという形式で行なわれます。

原則 毎月第三木曜 17時~18時半開催。

詳しくは「レビー小体型認知症家族を支える会」のHPをごらんください。

尚、こちらで報告する内容は、私が走り書きをもとに記事にしておりますことを、
ご了承の上お読みください。

※注意:私たちのおしゃべり会は、こちらとはまったく別の会です。


**********


先日の交流会、いつもの通りなごやかに行われました。

最初に認知症フォーラムのお話がでて、「ご本人からの声」がでるという時代に
なったのだと、感慨深く、お話が始まりました。

そして、今回の会にもレビーご本人の方が娘さんと出席され、しっかりと
ご自身の経験を語ってくださいました。


<内容>

■娘さんと同居。80代女性。ほぼ自立。
1年ほど前に幻視が出現。
「見えているものは幻視」であると理解している。
幻視以外の症状は見受けられない。

ご本人談

たくさん人がきて、うっとうしい。

気にするなといわれるが、じっとそこにいられると邪魔。

よくよく見ると、中身は‘木’。だから表情はない。

知らない人だけど、何度も見ていれば知っている人になる。

家に家が覆いかぶさって、家がつぶれちゃうと心配。

あんまり幻視が多いと、イライラするので散歩にでる。

症状なんだとわかっていても不快。

物がなくなると、幻視の人が盗ったんだと疑ってしまう。そう疑ってしまう自分が嫌。

娘が話を聞いてくれて安心している。話を聞いてくれる人がいることが大切。




娘さん談

病気だとわかった時、ネットや本で調べまくり、幻視の対応を考えた。

幻視は「否定してはいけない」といわれているが、私は「症状なのだからお母さんにだけみえるもの。
実際はいない」ということにしている。

母は幻視以外は症状がない。なので幻視さえ受け入れられたら普通に生活できる。

「例えば、幻視に迷って生活できなくなって施設に入っての10年と、幻視を症状と受け入れて、
やりすごしながら自宅で生活する10年とどっちがいい?」という。

「他の事に熱中しているときは見ないのだから症状なの」「触ってみて」という。

困った時は電話がかかってくる。「それはね、と説明し落ち着かせる」

説明と納得の繰り返し。

壁には「それは幻視です。症状です。実際にはいません。
実際にいないものに心動かされるのは愚かなことです」と書いた紙を貼ってある。


(言葉はメモ走り書きのものです。実際の言葉と多少違います)

********


お二人、明るくニコニコと話されていて、いい関係性なのだと見受けられました。
お母様が娘さんを信頼し、娘さんの言葉にお母様への気遣いと愛を感じました。

幻視を否定してはいけない。
これは「そうだね。いるね」と認めることが正解といっているわけではないのです。
「いないよ」といってはいけないということでもありません。

頭ごなしに、「何言ってんだ」という否定が駄目ということで、
‘見えていることは認めて、でも実際にはいないと否定する’は、せん妄などになっていなければ、
とても有効なケアだと思いました。

ご本人様の理解度や症状の現れ方、状況・環境によってケアも様々です。
しかし、この娘さんのケアは多くのタイプのかたに合っているのでは?と感じました。

内心は穏やかでないかもしれませんが、表情はいつも明るく、お母様の話をしっかり受け止めてから、
「それはね」と時間をかけて説明する。
それは、できそうでなかなかできないことだと思います。


とても感動いたしましたので、許可を得て書かせていただきました。
ありがとうございました。
大きく違う部分がありましたら、ご一報いただけたらと思います。


今回はこの辺で。


ご案内

先だっての認知症フォーラムですが、構成を変えてもう一度放送されるそうです。
9月5・6・7日(月~水)NHK Eテレ 8時。
認知症特集だそうです。
3日目がレビーということ。
まだ番組表が発表されていないので、近くなりましたら
Eテレの番組表でご確認ください。







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ゆるりさん、レポートありがとうございました。

ご本人の発言というのは、ほんとうに参考になると思っています。
ただ対処の仕方というのは、やはり百人百様で、家族や支援する人たちが
その方との合意の上で、一番良い方法を摸索していくことが必要と思います。
私がお話したレビーの方は、「見えないものだとわかってはいても、見えているので
それを打ち消そうとすると、精神的にも体力的にも非常に疲れる」と話しています。
打ち消し方にも、否定の仕方にもその方にあったやり方を考えなければなりません。
ご本人の性格も考慮しなければなりません。
だからこそ、そばにいる人の支えが大きな力として必要なのかとも思います。

いつも言っているように、ご本人の話に耳を傾けることが大事ですね。
そして家族の観察とそこから生まれる、いろいろな対処方法。

また家族、介護職の方々の努力で、いろいろな方法も編み出されていると思うので、

「うちではこんな方法で幻視の対処してます」

を大募集します。コメント欄へ!

よろしく!!

by boss



今月のおしゃべり会。
場所、時間変更です。
8月28日(日)14時から17時
東急東横線おしゃれな駅。
参加希望の方はメールにてご連絡を。
詳細をお知らせいたします。



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