上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ドクターコウノは影の主治医
~認知症を学ぶ会セミナー雑感~

「認知症の見分け方と最新治療」 
講師:河野和彦 名古屋フォレストクリニック院長

cabinetです

23日は横浜で認知症を学ぶ会のセミナーに参加しました。
仲間にセミナーレポートをよろしく!と言われたけれど、、、

同じスタイルの講演会レポートが続くのも変わり映えがしないので
今回はちょっと私的変則バージョンです。


-------------------------------------------------------------------

母(91歳)は河野先生の診察を受けたことはありません。

最初にドクターコウノに“出会った”のは4年ほど前のことです。
母は15年余の田舎での優雅?な独居生活を諦め、都会のホームに移ってほどなく
幻視・幻覚がでてきました。

「これって何?」「どうしちゃったの?」と戸惑っていた時ホーム長から
「レビーってご存知ですか?」との一言。

ネット検索で「ドクターコウノの認知症大講義」にだどり着いたのは数日後でした・・・


衝撃的でした。

今でこそ、レビーに関する本も何冊も出ていますが、当時は認知症としては
アルツハイマーと脳血管性についての説明が中心で、レビーは「その他の認知症」の
一つとして半ページもあればいいほうだった時代です。

プリントアウトするだけで相当量になりました。
レビー小体型認知症について、しかも実際の患者さんの治療結果を踏まえての話しに
圧倒されました。

衝撃を受けたことはもう一点ありました。
ネットというメディアで薬の処方の仕方、処方量を発信しているドクターは初めてです!
いずれの社会も出る釘は打たれる、、、
いろいろなシガラミにとらわれている人にはできないことです。

かなりの覚悟と自信があるのだなぁと感じました。

スゴイと思いました。
その時から、勝手にドクターコウノに母の影の主治医になっていただきました。
私は母との仲介役で医療・介護のコーディネーター役も兼ねています。
(ケアマネを差し置いてちょっと僭越かな?)

私にとっては、治療実践結果をまとめたコウノメソッド○○(毎年更新)は教科書、
認知症セミナーは治療最前線の「確認」の教室であり、母に対する次の手立ての
あれやこれやをストラテジーを立てる場でもあります。



河野先生の講演会は毎回「進化して」います。
いつも新しい学びがあります。

今回のセミナーで確認したかったことのひとつに「メマリー」がありました。

意識障害の改善のニコリン(シチコリン)注射は試してみることができなかったので、
メマリーに期待していたのですが、うまくいきませんでした。

母の場合は2.5mgから開始し、言葉が出てくる、姿勢、歩行がよくなるなどの効果に
喜んだのもつかの間、次第に嗜眠傾向が強くなり、4週後に5mgにしたらハイテンション
となり「○○さんらしくない、大声、行動が見られた」との報告で、やむなく一時中止。
4週間ウォッシュアウトして2.5mgで再開したら、即ハイテンション…。

でも…

母はこのひと月、ますます言葉がでてこない。
話しの最中しばらく黙り込み、
「もどかしいね~」と。

……何とかしてあげたい……

メマリーの効果を目にしているだけに、
再開の余地はあるのだろうか?と迷っていました。

結果ですが、河野先生のクリニックではDLB189人中改善119人、副作用102人、
中止率26.5%、4人に1人は重篤な副作用が出たということですね。

メマリー効果を求めて悪あがきするのはやめようとあっさりと決心がつきました。


コウノメソッド2012が近々発表されるそうですが、その中には

新規推奨として

●プロルベイン動脈硬化が治ってしまう

●ヒデルギン古くからある薬で弱興奮系でどのタイプの認知症にも推奨

要注意

●メマリー副作用が多すぎる。第一選択には選ばない方がよい。

が入るそうです。

プロルベイン、ヒデルギンは次のセミナーである程度の評価が出てくるのではと
期待しています。


最後に、医師の選び方、付き合い方について

「近くの先生、訪問の先生は大事にしてください」

とのアドバイスがありました。

母の主治医は一般家庭医としては頼みになるドクターです。

東京に来てからの4年間で母は総合病院5か所、診療所4か所(整形外科、眼科、
皮膚科、歯科)訪問主治医として2人にお世話になってきましたが、先生方はおおむね、
家族や側の看護師、介護士の方を向いてお話しなさいます。

診察時にまず母に向き合ってじっくり答えを待ってくれるドクターは今の主治医だけ。
これからの母にとっては、このやさしさは何物にも代えがたい。

でも、ひとつだけ
主治医の先生が、母にだけでなく、他の認知症の患者さんにもコウノメソッドの
コアの部分だけでも応用してくださるようになるといいのだけど~~




にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ
にほんブログ村




Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。