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ゆるりです。

あるセミナーに参加してきました。
個人的な視点、感想が含まれます。
尚、こちらで報告する内容は、私が走り書きをもとに記事に
しておりますことを、ご了承の上お読みください。


****************


『認知症の理解と
  脳活性化リハビリテーション』


講師:山口晴保 医師
   (群馬大学大学院保健学研究科)


認知症とはー認知機能障害により、生活が困難になること。
      記憶障害だけでは認知症とはいわない。
      
神経細胞ネットワークが壊れて、認知機能が低下することで
現れる症状は、認知症状(中核症状)と心理症状・BPSD行動
(周辺症状)に分けられる。

認知症状:記憶障害・見当識障害・実行機能障害など

心理障害・BPSD行動:徘徊・暴言暴力など

認知機能は脳の機能障害なので治すことはできないけれど、
心理障害は適正な治療とケアで治すことができる。

認知症と診断されたからといって「諦めないで」


認知症の原因疾患はアルツハイマー病、レビー小体病、脳血管障害、
前頭側頭型認知症などありますが、多くの方はアルツハイマー病変を
持っていて、高齢になればなるほど、合併率はあがります。
クリアカットに分けることはできないのが現状です。

画像診断や長谷川式などの問診ではなく、臨床症状でどんな症状が
でているのかを見極めることが重要。


認知症の方を介護する上で知っていてほしいこと(主にAD)

それは、「病識は症状が進むにつれ、なくなってくる」ということ。
病識とはつまり、自分が病気であるという意識のことであるが、
初期には「おかしい」と自分で思いつつも認めないと思われるが
進むにつれ、介護が困難になるような様々な症状が現れるのに
対して、自分が「おかしい」と感じることが薄れるのである。

そこに介護者との認識の差が現れ、介護者は「しっかりして」と
言い続けて、本人にストレスを与えているのである。
ストレスはBPSDとなって現れ、介護者をより苦しめることになる。

介護者は本人のできなくなったこと、病識のなさを認め、上手に
お付き合いしていただきたい。

病識=内省能力の障害で、自己調整困難で自己批判ができない状況

認知症の本質は、
『記憶力が悪くなることではなく、
        悪くなったと自覚できないことである』


自覚できないから、問題を起こしたり介護を困難にさせる。
しかし、忘れてならないのは、病識は薄くなるがなくなるわけではない。
本人の「不安」や「悲しみ」を汲み取ることも必要。


中略(レビー小体型・前頭側頭型・正常圧水頭症の主な症状の説明)


アルツハイマー病の治療(レジュメ参考)

新薬もでて選択肢が増えました。

元気系:アリセプト/意欲向上・認知機能向上
          副作用は少ないが、元気になりすぎることがある
          怒りっぽくなる・易怒性に注意。

元気系:レミニール/意欲向上・認知機能向上
          一日二回の服薬が難しい
          少量でも嘔気・嘔吐がみられる

元気系:リバスタッチ/意欲向上・認知機能向上
    イクセロン  貼り薬。少量からよく効き長く使用できる
           ただし、肌に赤み・発疹などの副作用あり
           また、剥がれて落ちることもある

元気系ーAChE阻害剤ーアセチルコリンを増やす。
●ACh神経系:前脳基底部⇒大脳皮質、海馬
 レビーではアルツハイマー病よりもアセチルコリンが減少
●元気系、覚醒レベルが上昇、記憶学習UP
●効きすぎ症状:暴言暴力、常時徘徊、抵抗(特に介護環境の悪い場合)
●副作用:徐脈、下痢、頻尿(副交感神経が活発になる)
●前頭側頭型認知症にはアリセプトは禁


調節系:メマリー/認知機能向上・BPSD低減
         減量投与が必要。多すぎると過鎮静の可能性あり
         どちらかというと穏やかになる

●コツのいる薬
●症例を選ぶ:易怒性、暴言・暴力、徘徊など陽性症状の目立つ例、
       単剤で重症度と関係なく徐々に増量し適量で維持
       だいたい10mgが多い
       20mgまでいくと過沈静が増える
●夕一回の投与で副作用を減らす(眠くなることがあるので)
●めまい、血圧上昇、頭痛、食欲不振には注意⇒転落転倒事故を防ぐ
         
調節系:抑肝散/BPSD低減
        漢方薬・カリウム低下、利尿剤との併用注意
        夜間せん妄に有効

調節系:デジレル/夜間BPSD低減・睡眠延長
    レスリン 夜間せん妄や昼夜逆転に著効 

●半錠で著効例、ぐっすり眠れるようになった。
●セロトニンが増える・抗うつ・抗不安

せん妄は認知機能の悪化ではなく、せん妄という症状が加わっただけ。
せん妄は治療できる


抑制系:リスパダール/BPSDの抑制、嚥下や運動機能の悪化
           長期投与しない、誤嚥や転倒注意

    セロクエル /BPSDの抑制、嚥下や運動機能の悪化
           長期投与しない、誤嚥や転倒注意
           高血糖に注意、糖尿病には禁忌


その他

前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症のBPSDにフェルガード
(サプリメント;健康食品)が有効。
アルツハイマーに有効との論文もある。

国立病院機構 菊池病院 臨床研究部長 木村 武実医師が論文を発表。

山口医師「困ったとき、他の手立てがないときに、紹介しています」

※模造品が多いので注意が必要です。



つづく



関西おしゃべり会きらきら組主催者のkuririnさんが
より詳しいレポートをしてくださっています。
「薔薇と宝塚とキラキラが好き」(文字をクリック)
是非、ご覧ください。必見です。
お礼のポチをお忘れなくお願いいたします。




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